五風会の取り組み

姿勢

毎日、朝夕の会「お歌の時間」では、「足をそろえて立つ」「手の指先までしっかり伸ばす」を意識し、大人がお手本になることはもちろん、正しく身についている子を代表に呼び、みんなの前でお手本となることで、その姿を他児に広めるというねらいを持たせています。また、子どもたち自身でも幼いながらに「自分もやってみよう」という意欲、そして「やってみたらできた!」という達成感を味わえるよう進めています。

茶道

年齢を重ねるごとに、ゆったりとした気持ちを持てるように、和の心を知る時間を取り入れています。

ヴァイオリン

幼児3~5歳児は「集団の中で協調性や最後までやり遂げる力を育てる」ことに着目し、日々の保育を進めています。音楽を教えることが一番の目的ではなく、子どもたちの能力の基礎である非認知能力=生きる力をはぐくむこと、人を育てるためのものとして、当園では、スズキ・メソードのヴァイオリン指導者である四方ともこ先生に、ヴァイオリンの練習及び俳句の指導をお願いいたしております。

自然と農園

皆で植えた芝生が広がる園庭には、当園のシンボルになっている一本松が園児たちを見守っています。敷地内には、しょうぶ・すいせんが花を咲かせる花畑や、園児たちがさまざまな野菜を育てる畑・菜園があり、日常的に触れ合える豊かな自然から、その大切さやいのちの尊さを学んでいます。

陶芸

地元でご縁のある陶芸作家の先生をお招きして、敷地内の別棟「シーダー」で湯のみ茶碗などを手作りする、陶芸教室も教育のひとつとして取り入れています。皆が手作りした作品は、どれも個性豊かに仕上がり、園児たち自身も互いの個性を尊重する学びにも繋がっています。

環境

園内には当園と同じ樹齢を重ねる桜の木をはじめ、季節の草花など豊かな自然の中で、存分に学び、遊べる環境が揃っています。また、当園が位置する岸和田城の城下町は、歴史的風情も豊かで、普段から歴史を感じることができる稀少な環境となっています。